がん患者は、がんの治療を始めると「痛い」「動けない」「生活できない」を経験します。この原因は下記3つが挙げられます。
- 骨転移など、がん自体によるもの
- 手術による機能障害など、がん治療によるもの
- がんとは無関係の運動器系疾患によるもの
しかしながら、がん患者にとっての「動くことができる」かどうかの重要なポイントは、主に次の２点です。
- 筋肉量の低下
- 身体機能の低下
オンコロモーションプログラムは、この２点の低下防止に取り組んでいます。
オンコロモーション
プログラムとは
オンコロモーションとは、がん患者の生活そのものを豊かにすることを目的に、
生活のなかで「動ける」ことの大切さをお伝えし、運動の推奨することで生活のバランスを整えて、
更に維持できることを目指した運動機能回復プログラムです。
オンコロモーションは、疾患を治療することを目的としている医療ではありません。
疾患を克服していくには、医療のみならず、日々の生活行為（運動・食事・睡眠 etc.）を当たり前のようにできることが必要です。
さらに治療を終えたあとも転移や再発などの不安を抱えていますが、変わらずに生活を続けていけることが重要になってきます。私たちは『オンコロモーション』を知っていただき実践されることで、がん患者やその家族、介護者の皆さんが「がん」という呪縛にとらわれず末永くより豊かな生活を過ごされることを目指しています。
アスリート界からの
応援メッセージ
がん患者の皆さんを支えてくださる「柔道整復師」や「鍼灸師」の皆さんに
アスリート界からも大きな声援をいただいております。
